知財系Advent
Calender2024をご覧の皆様こんにちは、名古屋を中心に知財に関係・関心のある方との交流会を行っている「だが屋」の事務局をしている番頭ことm-kenと申します。
「だが屋」の生い立ちについては当HPのこちらに記載の通り、この知財系Advent Calenderを企画されたパテントサロン大坪さんと深い縁があります。
ですので、大坪さん公認!?ってことで「だが屋」活動の紹介と宣伝を兼ねて今年の活動を振り返りたいと思います。
開催頻度が少ない「だが屋」は、覚えてもらいやすいように3か月に1回、2/5/8/11月の第3金曜日に開催を基本としているのですが、2023年までは例のなんやかんやがあったので中々思い通り開催できていませんでした。
2月の開催は、久しぶりに2020年までのルーティンで通常通りに告知をして、何の制限を受けずに会場選びをして、集まった皆さんと他愛のない会話に知財のネタを織り交ぜながら(←このあんばいがだが屋のいい所です)ワイワイと楽しく二次会まで過ごしました。
コロナ禍を通じてコミュニケーションの形が変容する中で、だが屋のあり方も変えなきゃいけないのかな、と迷うところはあったのですが、リアルで会って直接会話することの価値は変えがたいものだと認識した回でした。
まぁワタクシ番頭が最新のツールを使いこなせせないってこともありますが、、、
「イザる」は名古屋弁ネイティブでもD難度の用語なので名古屋知財用語集にも収載されてませんが、「動く/移動する」の意味で使われます。
だが屋は通常名古屋駅周辺の飲み屋さんを会場にしているのですが、「たまには違う所で!」ということで初めて栄(名古屋駅から地下鉄で二駅”イザった”繁華街)で開催しました。
そのためなのかよく分かりませんが、多くの方に参加いただけました。
お店も居心地が良くいろんなお話ができ、皆さん楽しく過ごして頂けたようでした。
特にこの回では、かれこれ10年ぶりに参加して頂いた方もおられたのが番頭としては非常に嬉しかったです。
2008年に開催以降、一時途切れそうになった時期もありましたが、幹事を引き受けてくださるお二人をはじめ、皆さんに支えて頂いたことへの感謝の思いを新たにした回でした。
こちらの「Tカレンダー」は名古屋知財用語集に収録されている用語なので皆さんよくご存じ?かと思いますが、学校行事から電車のダイヤまで、この地の活動を制限する(自主規制)社の横暴の下、休日が書き換えられるアレです。
「だが屋」もこの影響を受け、開催日の8月の第3金曜日がこのTカレンダーの連休に丸被りしてしまい、第4金曜日に変更することにしました。
そのせいか、少なめの参加者だったのですが、参加頂いた方にはリアルで開催するだが屋の価値を評価して頂いたり、新しい層にリーチするためのアイデアを出して頂いたりして、少数参加者ならではの濃密な回となりました。
その中で11月の遠足企画の行き先を決定しました。
通常は飲み屋さんでワイワイお喋りする(だけ)の「だが屋」なのですが、何回or何年かに1回のペースであちこち出かける「遠足」企画を開催しています。
これまでトヨタ産業記念館、リニア鉄道館、名古屋市科学館などに行きましたが、今回はセントレアの国際展示場Aichi Sky Expoで開催された技能五輪全国大会&全国アビリンピックの見学に行きました。
ものづくりに近い立場の知財関係者でもご存じない方もおられるようですが、技能五輪は様々な業種の若い技能者の意識向上や子供たちへの関心を持たせるため、アビリンピックは障害者の技能向上と共に就業機会の拡充のために毎年開催されていて、今年、来年と愛知県主催での開催となります。
会場の雰囲気、一番近いのは夏場に開催される野外フェスだと思います。
各競技の会場は アーティストのステージと呼ぶのにふさわしく、間近でその熱気を感じることができます。一つのステージ(競技)をじっくり楽しむことも、ジャンルの異なる競技をあちこち見て回るのもフェスと同様で、しかも各競技ブースでは専門家や選手OBOGが解説もしてくれるので音楽フェス以上に楽しめると思います。
それからフェスでもおなじみのキッチンカーがたくさん出店していました。(残念ながら時間がなくて食べに行けませんでしたが、、、)
その後、会場で感じた余韻と共に名古屋に戻って感想会(二次会)を行ったのですが、参加した皆さんからは「予想以上に面白かった」、「知財関係者は絶対見て損はない!」とのお声を頂きました。
遠足企画は何かと準備があるのですが、得るものも大きいのでこれからも続けられるようにしたいと思っております。
2024年も多くの方に「だが屋」へ参加頂き感謝しております。残念ながらご都合つかなかった方から頂く”次回こそは!”のお声も励みとなっています。
変わらない(向上心が無いとも?)のが「だが屋」の良い所だと思っていますが、できるだけ多くの方に楽しんでいただけるよう、遠足企画も含め新しいことをちょびっとづつ加えながら継続できればと思います。
ちなみに、ちゃんと記録を残していないので正確には不明ですが、来年のどこかで50回目の開催になるようです。
ですので来年2025年は毎回「たぶん50回記念!」として、多くの方に知財の世界でつながることの楽しさを共有できることを願っております。
次回は年が明けて2月20日に開催予定です。近くなりましたらご案内を差し上げますので、気になる方はこちらからご連絡お願いします。
だが屋 敬白